GIA(米国宝石学会)が定めた「4C」

ダイヤモンドを購入する際、その価値の基準は人によって様々です。
例えば、とにかく大きい方が良いという方や小さくても透明度が高く綺麗な物が良い方が居るように、人の好みによって求められる品質は違います。
しかし、大きい物が良いと言っても、何を大きさの基準にするか決まっていなければ比較をしにくくなるでしょう。
また、透明度が高い方が良いと思っていても、より透明度が高いと判断できるか基準が無ければ物の良し悪しは判断できません。
そこで、GIAというアメリカの機関が消費者に分かりやすい評価の基準として設けたのが4Cです。
カラットとカット、クラリティーとカラーという4つのポイントに絞った評価基準です。

ちゃんとした機関の鑑定書なら安心

GIAのダイヤモンド評価基準は、現在では世界的に受け入れられている国際基準です。
国内にもいくつか信頼性の高い鑑定機関があり、GIAの基準に従ってダイヤモンドの評価を行っています。
ダイヤモンドは通販でも販売されている物がありますが、こうした品物にも4Cを評価した鑑定書が付いている物があります。
4Cの意味を予め把握しておけば品物の品質を判断できるので、その品物が自分の求めている物に近いのか、適正な価格で販売されているか等を判断しやすくなるでしょう。
信頼の置ける鑑定機関による鑑定書であるかどうかをチェックして、品物を見定めていく事が大切です。